経理に求められる意識 独立性

日々の業務に忙殺されていると忘れてしまいがちですが。

経理の業務を遂行する上で意識すべき本質は、独立性と思います。

他部門との連携は言うまでもなく重要ですが、馴れ合い、無用な融通は不要です。

転職にあたり、スキルや資格は詳細に語られても、意識レベルに焦点があたることは少ないと思います。

東芝の会計不祥事や混乱に代表されるように、経理が単なる資料作成屋になってしまうことは避けなければなりません。

ちなみに公認会計士には独立性の指針があります。

独立性に関する指針 (公認会計士協会 PDF資料)

企業の経理と監査人たる公認会計士は異なりますが、企業の経理にも会社を無用な不正、不祥事から守ることが本質的に求められていると思います。

同時に、会社として経理の独立性を確保するよう、環境を整備することも求められていると思います。