広島中央署盗難より-現金管理の原則(毎日より)

事件1週間「こんな体たらく」の抗議の声

続報がありました。

金庫は施錠していたようですが、肝心の鍵を引き出しにしまっていた為、鍵自体を奪われ、盗まれてしまったようです。

「 事件は5月8日午後8時ごろ、会計課長が金庫を開けて現金がなくなっているのに気付いて発覚。金庫の鍵を置いていた机の引き出しの鍵が壊されていたことなどから、県警捜査3課などが窃盗容疑で捜査を始めた。

 多額の現金の保管や鍵の保管場所などを知るのは一部の関係者に限られ、金庫周辺からは警察関係者以外の指紋などは検出されていない。会計課長が5月2日時点で引き出しに異常はなかったと説明していることから、犯行は、出勤する署員が少ない3~7日のゴールデンウイークに行われた可能性が高いという。県警は会計課員や詐欺事件の捜査員らを中心に事情聴取し、この期間の署員の出入りの状況と突き合わせ、容疑者の絞り込みを進めている。」

金庫の施錠は、ナンバーロック機能を併用していたのでしょうか。

ナンバーロックと、責任者交代時等ナンバーの定期的変更、また重要な保管事象が生じれば変更することが原則でしょう。

より近しい内部犯の可能性が高ければ、ナンバーロックも意味がないのかもしれませんが。

いずれにしても、他に保管場所がなかったのか疑問です。